タロットシナリオライターITO

タロット占いの可能性。進化する占い、タロットシナリオライティングについてのブログです。

進化する占い、タロットシナリオライティングとは?②

f:id:tsw_ito:20190213171609j:plain

 

タロットシナリオライティングとは占いとあなたの人生を繋ぎ、未来を紡ぐ行為の事をさします。

 

 

 

 

こんにちは、タロットシナリオライターのITOです。前回は占いの限界とその可能性についてお話させていただきました。

 

今回はどうして人は、自ら不幸な決断をしてしまうのかその理由を解説していきたいと思います。

 

 

人はあくまでも生物

当たり前のことを書くようで大変申し訳ないのですが、これは私も含め、忘れてしまいがちです。私たち人類は他の生物を超越した存在ではなくあくまでも他の生物と同様に食物連鎖の檻から逃れることはできません。ホモ属に分類されるサピエンス種なのです。

 

そして、他の生物と同様に私たちの遺伝子は自然環境を生き抜くために適応してきました。冷静になって考えてみれば当たり前の話の話です。なぜなら私たちが今のような豊かな暮らしを手に入れたのは壮大な人類史から比べてたらほんのわずかな期間です。その間、私たちの遺伝子はほとんど変わっていません。変わって行ったのは私たちを取り巻く周りの環境です。

 

不幸な選択=自然環境を生き抜くための手段

 

さて、本題に戻らせていただきますが、どうして私たちは不幸な選択をしてしまうのか。その答えは脳の構造にあります。先ほども申し上げた通り、人の遺伝子は過酷な自然環境に適応する形で変化してきました。その一つとしてネガティブな要素に反応しやすいという特徴があります。これは私たちにも馴染み深い特徴です。好きでいてくれる人よりも、いつも怒鳴ってくる上司を意識してしまうのはこの特徴ゆえの反応だと言えます。自然環境に置き換えるともっとわかりやすいでしょう。

 

例えば、美味しそうなバナナ(ポジティブ)を見逃したとしても命の危険には晒されません。しかし茂みに隠れているライオン(ネガティブ)に気がつかないでいると命の危機にさらされてしまします。

 

このように人の性質として、不幸(ネガティブ)な要素に惹かれてしまい、いつまでもそこから抜け出せずにいます。

 

 

 

言霊の呪い

さらに厄介なことに心理的な要因として、人は一度言ったことを守るという言霊の呪いによって不幸な選択、言い換えると変わらない選択をしてしまうのです。

 

前回の相談事例を例にするとAさんはまた元彼とよりを戻してしまいました。なぜ、タロット占いの鑑定では別れるべきだと示唆されたのにまたよりを戻してしまったのでしょうか?そこには言霊の呪いが彼女を縛っていたと考えられます

 

一度、元彼はお酒もやめて、結婚をするからよりを戻してくれと言いました。そしてAさんはイエスと答えました。これが言霊の呪いです。単純なように見えますが実に強力です。なぜなら、元彼がその後、お酒をやめず、結婚にも承諾しないのにAさんは付き合い続けていたのですから。

 

なぜ、このようなことが起きてしまうのでしょうか?答えは単純です。自分の言ったことを守ろうとしない人、言ってることとやってることが違う人を見るとあなたはどう思いますか?少なくとも優れているとは思わないでしょう。もしかしたら頭のおかしい人だと思うかもしれません。逆に言動と行動が一致している人は知性的であると考えられます。

 

このような自動反応は社会で生きて行くためにはなくてはならないものです。そして、同時に私達の深いところまでこの反応は染み込んでいます。通常時には便利な機能ですが、自らの運命を切り開くためには時として大きな弊害へと変わってしまいます。

 

これと似たような事例はセールスの販売員がよく使っています。まず、セールで相手を釣って、一度買うことに承諾させます。その後、そのセールをなかったことにする、あるいはセールの幅をわずかなものにする。最終的には購入者は自分の言霊に縛られて自分にとって有利な条件ではないのに買ってしまう。

  

他にも私たちが不幸になる選択をする要因は様々あります。では私たちが私たち自身を守るため。自分の未来をよりよくするために何ができるのか。

 

自分をよく知り、そして未来の選択肢を明確にすることだと私は考えます。その回答の一つとしてタロットシナリオライティングがあります。

 

 

タロットシナリオライティング

次回はあなたの未来をより良いものにするための手段。タロットシナリオライティングの核心についてお話させていただきたいと思います。どうぞよろしくお願いします

 

 

 

 

つづく

 

 

お仕事のご依頼、ご鑑定はfacebookまで

www.facebook.com